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蓮の音こども園のブログ

仏教行事:花まつり

2024-05-07
5月7日に甘露保育園と合同で「花まつり」を行いました✿
子どもたちは、お釈迦様に花をお供えしたり、甘茶をかけたりしました。
力を合わせて白象引きをしてお釈迦様のお誕生日をお祝いすることができました!
花まつりの由来
花まつりは、お釈迦様のお誕生をお祝いする式典です。お釈迦様のお誕生日は、旧暦の48日ですが、園では毎年月遅れに開催しています。
「甘露保育園」の甘露という名前は、お釈迦様がお生まれになった時に天から甘い露が降り注ぎ、身を清められたという話に由来しています。花まつりでは、たくさんの花で飾った花御堂(はなみどう)というお堂が作られます。お堂の中には、甘茶で満たされた桶が置かれ、その中心に誕生仏という仏像が安置されます。子どもたちも、お参りする際には柄村を使い、誕生仏の頭へ甘茶をかけてお祝いします。
お釈迦さまは、お誕生後すぐに立ち上がって7歩進み、右手で天を、左手で大地を指さし、四方を顧みて「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんがゆいがどくそん)とおっしゃられました。これは、「この世に自分より尊いものはない。人間一人ひとりが、一つしかない命をいただいている存在である。」ということを意味しているのだそうです。
また、花まつりには白象(はくぞう)が出されます。その代表的なイベントが稚児行列で、その先頭を歩くのが白い象です。これは、お釈迦様の母であるマーヤ様の夢の中に、6本の牙を持つ白い象が現れ、お釈迦様のお誕生を予言したという逸話に基づくものだそうです。
園でも花まつりの時には皆で白象を引きます
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