私たち上田明照会は大正7年に呈蓮寺第二十七世住職の横内浄音が創立しました。
母体である呈蓮寺は浄土宗のお寺です。浄土宗では、「共生」を強く働きかけています。
環境問題が注目されるようになり、「自然との共生」「地域との共生」などのように様々な共生がありますが、
この「共生」は、今この時の中で「共に生きる」の強調です。
浄土宗としての「共生(ともいき)」とは、今生きている私たちの命は、
ご先祖様に繋いでいただいているのと同時に子や孫に繋げていく命でもあります。
一人の命であって一人の命でない、過去から未来へ繋がっていく多くの命と共に生かされています。
今この時の横の繋がりと、過去から未来へ縦に繋がる網の目があるからこそ命は大切なのです。
繋がっていく多くの命と共に生かされているのです。
だからこそ命は大切なのです。この命の繋がりが「ともいき」なのです。
上田明照会では、施設名称変更にあたり“ともいき”をいただきました。
そして、設立理念の実現に尽力することといたしました。
(文章一部を浄土宗大辞典・浄土宗ホームページより引用させていただいております)