社会福祉法人上田明照会

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私が生まれ変わったら・・・
2015/11/30
〇 定期的に相談室に来る50代女性が、初めて
  登場します。   自分をことをしゃべれるように
  なったと、自分の夢と現状を話してくれました 〇

『 やりたいことや希望を話してくれませんか? 』

「 えー、難しいな・・・。

 私は生まれつき目が悪くて、保育園に行ってません。
 だから、生まれ変わったら、ふつうの人になりたい。

 亡き父に犯されたから、悪い影響を受けたと思う。
 正常な人になりたい。
 でも、父とはいい思い出もあるよ。

 若いころ、水商売や売春もやって、人生が狂ったな。

 20年以上前から、自分のことを話せるようになった。
 いろいろなことを話すようになって、だいぶ前向きに
 なってきたよ。

 同じような症状で苦しんでいる人の話をきいたから。
 そして、信頼関係があると、しゃべることができるよ。

 15年ほど前、ショックなことがあった。
 誘惑しようとした男性から、

 ” あなたはまだこども。子どもには大人の男は誘惑
  できないよ。大人になってからもう一度考えてみて ”
   と言われた!

 私の若いころは、フルことはあっても、フラれることは
 なかったから・・・。 
 でも、まだ大人にはなってないかな・・・。

 精神科の担当医にも、”このごろ、だいぶ良くなって 
 きました” と言います。 でも、診察は3分間で・・・。
 毎日、運動は続けています。 太りやすいので。 」


  そして、 「からだ・こころ・生命」 (木村 敏著・
講談社学術文庫・2015年刊) を読んだことを
  思い起こしました。  その最後の一節です。

 ” 医者が、自然科学的・客観主義的医学の執行人と
  してではなく、人間学的な医学あるいは医療の実践者
  として、患者との個人的・人格的な二人称関係に
  立つとき、そのときにのみ生と死は、医者にとっても
  患者にとっても、その豊かなアクチュアリティ(生命の
  基本的な現実) を示すことになるでしょう。

  患者の生と死を自分自身のアクチュアリティとして
  生きること、それは患者との出会い、患者との境界
  そのものを自分自身の主体として生きることと同義
  でありますし、患者との関係を患者の主体として
  扱うこととも同義なのです。 ” 





温かい心・穏やかな時間
2015/11/26

〇 80歳を過ぎて、こんなに穏やかな時間を
  すごせていることに、驚いています。
  40代男性のキーパーソン役の言葉です 〇

ドクターから、うつ病ではない・解離症状があると
言われた40代男性を支えるキーパーソン役の
おばさん宅を訪問し息子さんを交えて話しました。

「このごろ、本人は私や母親の言うことに耳を傾けて
 くれるようになりました。
 二つの家族ですが、一つのようなつながりなんです。

 本人には、家事を手伝って母親を支えてくれ、と。
 母親には、ガミガミ 言わないこと、と言いました。

 本人は私の緩和治療の進み具合を、とても心配して
 くれます。 感謝です。

 わたしが辛いのは、上半身が キリキリ と痛むときです。
 食後に痛み止めを飲んでいます。

 抗がん剤治療ではなく、緩和治療をすすめてくれた信頼
 できるドクターに、
 ”私はあと1年間、持ちますか?” とききました。

 ”それは何とも言えません。 すすみ具合ですから。
 高熱を出すのだけは気をつけてください。”
  との返事でした。

 息子も私の介護のために仕事をやめ、毎月 お墓参り
 にも行ってくれています。

 これからは俺の言うjことを聞いてくれ、と言われました。

 私が変わったと思うのは、ヘルパーさん達のことです。
 家の中に他人が入るのは嫌だ、と思っていましたが、
 いろいろな話もできるしマッサージなどもしてもらえるし、
 今は 感謝しています。

 80歳を過ぎてこんなに穏やかで楽しい時間を過ごす
 ことができて、本当に驚いています。

 あたたかいこころをもって接してくれる人たちに
 囲まれているからだと思います。 」



完治へのプロセス
2015/11/19
〇 宿題となっていた、完治へのプロセスについて
  定時制高校生・20才から メモが届きました。
  完治に向かって少しずつ歩んでいると・・・  〇

・ 2年前の自分は、精神的な疲れによって自分を
  見失っていました。
  いろいろなことをしっかりと見つめる事ができなく
  て、不安定な生活を送っていました。

  亡き父を助けようと、川の中にある軽トラに向か
  って夢中で橋から9m下の川へ飛び込みました。

  その行為が、ふと 我に戻った感じとなりました。

  その後の自分は、新たな道を歩もうとする自分に
  なった気がします。

・ このごろ、亀の甲羅がなくなった感じがします。
  自分に溜め込まなくなってきました。

  これまではすべてを受け容れてしまってましたが、
  フイルターがかかるようになってきました。

  何を言われてもノーコメント状態でしたが、自分の
  意見や質問を相手に返せるようになってきました。

・ 亡き父の口癖は、お金を浪費したら人間性が壊れる、
  いい人間関係はつくれない、でした。

・ このごろクラスメートからこんな質問がありました。

  ”君は誰ともくっつがないが、かといって殻に閉じこも
  ってもいない。 どうしてそれでいられるのか?”

  その方が楽だし、身を守れるから、と答えました。

・ この頃は眠剤もごくわずかになったし、よく眠れます。

  予兆なき大発作に苦しみ119搬送を繰り返していた
  4年前から今日までのプロセスが、完治へのプロセス
  になっていたと思います。

・ 知人に勧められて、「解離」 という本を読みました。
  副題が、”若年期における病理と治療”です。

  著者はアメリカの精神科医、フランク・W・パトナム。
  訳者は中井久夫。 みすず書房・2001年刊。
  470ページ。 関心を持って読みました。

  また、そのうち、完治の続きを整理して送ります。



避難者交流で紅葉のチロルの森へ
2015/11/04
〇 東日本大震災支援実行委員会主催で
  11月1日(日)、紅葉のチロルの森(塩尻市・
  標高1000m)へふれあいバスツアーを実施 〇

 参加したのは避難者7世帯・28名(うち子ども14名)
 と、スタッフ4名でした。
 上田明照会(ともいき処)からも2名が参加しました。

 中村彰実行委員長が、”晴天に恵まれました。
 紅葉のもとで大いに楽しみましょう” と挨拶。
 大林事務局長から、日程説明と諸注意がありました。

 お父さんが単身赴任していて、この日のために帰って
 きた方や、中信地区の住んでいる子どもさんが現地で
 合流した方など、おもいおもいに、乗り物や動物との
 ふれあいやクッキーつくりなどを楽しみました。

 夫婦でレストランの地ビールを楽しむ方もいました。


 恒例の「クリスマス会」が、12月6日(日)am10:30
  別所温泉のあいそめ湯(大ホール)で開かれます。
 みなさまの参加をお待ちしています。 



 


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