社会福祉法人上田明照会

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グレーゾーンのフワフワ感
2015/09/30
〇 文章力はあるが勇気がないという、60代・
  一人暮らしの女性から電話あり。 ぜいたくな
  グレーゾーンの中にいて、悩んでいます! 〇

「 このごろ、元気になってきたのですが、どこか具合
 悪くて、フワフワ しています。

 どうしてかと振り返ってみました。

 ようやく退院してきた友人と、久しぶりに長電話をして
 楽しかった!
 ”周りに心ある人がいっぱいてよかったね。
 でも、焦らないで” と言われました。

 バスに乗って、秋の美術展に行ってきました。
 出展している知人から案内を頂きました。

 久しぶりに見る作品は、作風が変化していました。
 自分の内面から湧き出るエネルギーを表現した作品
 になっていました!

 これからもっともっと、あふれてくると思います。

 少しずつ具合よくなっている気がするのですが、
 何かやれるわけではない・・・。
 ぜいたくな悩みの中にいます。 」

『 具合がよいと悪いの間(グレーゾーン)にいるから
 落ち着かないんですかね。
 今のフワフワ感は、精神年齢でいうと何才くらい?』

「 (笑いながら) 18才かな・・・ 」

『 ・・・       (絶句) 』 



完治するとは?
2015/09/28
〇 父が急死して1年近くになり、担当医からは
  ”完治の方向へ向かっている” と言われた
  20才・定時制高校生と、対話しました  〇

 9月中旬、彼と訪看の方と3人で話す機会があり、
 完治の方向について、対話しました。

 「 お父さんが急死して、家族機能が再編成されて
  いる最中ですね。

  一回り大きな人間になってほしい。
  少しは父親役もしないといけないよね。

  安定してきたとは言えるけど、完治までは・・・。
  症状が落ち着くだけではなく、いろいろな環境が
  整理されていかないといけないと思う。 」

 『 初めて会った4年前の印象は、体内に不安の
  泉が内蔵されている若者。
  年の割には、哲学者っぽい若者、でした。

 精神病の病名はつかない人。
 不安の原因は、育ちの中での ”虐待・ネグレクト”
 だと思いました。

 だから、安心と信頼の空気の中で生きていくといい
 と思った。

 しばらくして、周りにいる人たちから、”物事を遠く
 から見つめている感じの若者” と言われたよね。

 それを、本人は ”遠くに見た方が、楽なのです”
 と説明してくれました。

 わかります。
 でも、それでは深い人間関係は育たないのでは・・・。

 父の急死で、半狂乱になり、それでようやく
 近くに見えるようになったのではないでしょうか?

 お父さんが、変えてくれた・・・ 』

 「 そうです。 何かあなたの中から温かい感情が
  あふれ出したきたみたい・・・。 」

 『 同感です。

  今でも 小発作は時々、起きていますね。
  周りで何かイライラすることがあると、起きる。

  家族機能が再編成され、定時制の授業が穏やか
  になり、進路が見えて来て、バイトも順調にいき、
  依存性も小さくなって・・・。
  そうすれば完治になっていくと思う。

  まだまだ、一山もふた山もあると思うよ。
  これが、この間 私が考えたあなたの完治です。 

  もうしばらく、信頼できる人たちとチームを組んで
  一緒に歩んでいきましょう。 』

 ” 周りにも本当にいろいろな意見があります。
  また自分でも考えてみます ” 








自分で憎しみと怒りを乗り越えたい
2015/09/17
〇 生きていること自体が辛そう、と娘さんから言われ
  た40代・女性から、”宿業” というタイトルのメール
  が届きました。 憎しみを自分の力で超えたい!〇

「 父から意外な返事をされた後、またまた110通報し
 てしまう騒ぎがうちでありました。

 その中で、気づいたことがあります。
 自分の中に、憎しみと怒りがあることに。

 相手を一生懸命変えようとしてきましたが違いました。
 私自身が乗り越えるべき壁。
 憎しみと怒りを乗り超える!

 親族関係の中に、自殺や家庭内暴力がありました。
 戦争の傷跡もありました。

 いつか私が、この宿業を乗り超えたら、周りも変わる
 はず・・・。 
(*宿業~前世の行為が現世で良い悪いの結果を
        もたらす)

 もう損とか得とか考えないようにします。
 そうやっていると、自滅してしまう。
 これからも打ちのめされるようなことは、あると思う
 けど・・・

 大騒ぎの中で娘が親族に対して、言ったそうです。
 ”このうちでは、母さんとは友達みたいな関係じゃなか
 ったら、私 生きてないよ”。

 家族って、支配から逃れられないなんて、違う・・・
 そんなこともみんなで振り返れたらいいと思う。

 いつか、自分で憎しみと怒りを超えたいと思います 」


〇 7月に119搬送された40代男性が来室。 
 お母さんからの伝言あり! そして、担当医からは
 ”あなたはうつ病ではありません” と言われた! 〇

「 このブログにどうして私だけ出てこないの?
 私のことも書いて! 一番辛い思いをしているのは
 私なんだから。
 母からの伝言です。(笑) 」

『 ありがとう。 これからはお母さんも交えて、
 オープンダイアローグ(開かれた対話)しましょう 』

「 先日、精神科の担当医を受診し、言われました。

 ”あなたはうつ病ではありません。
  だから、向精神薬は利きません。
  やる気が出ないのは、病気のせいではなくて、
  別の原因があると思います”

 やはり、人間関係がうまく作れないことが問題みたい
 です。
 あなたからもそう言われてきましたね・・・。」

 『 キーパーソン役のおばさんからも、精神的に成長
  するといいい、と言われ続けてきましたよね。
  これからは、バイト先を含めて、人間関係の練習を
  いろいろなところで、させてもらいましょうよ。 』



 


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