社会福祉法人上田明照会

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私の辛さをわかってくれる人
2015/08/31
〇 人間のあらゆる面を切り裂くように、日記風の
  メールを届けてくれる30代・女性から、
  8月上旬に珍しく 重いメールを頂きました 〇

「昨日は、朝からイライラして、夜になって安定剤を
 飲み始めました。

 1錠づつ飲みはじめ、一体 どれくらい飲んだか
 わからなくなって、これ以上飲んだら ヤバイ?
 寝たい。楽になりたい。

 夜中、以前入院したことがある病院に電話してし
 まいました。
 泣きながら、名前を名乗って、
 これ以上飲んでも大丈夫ですか?
 と訊くと、

 どうして電話してきたの?
 薬のことじゃないでしょ、
 と言われました。

 そして、身の上話を1時間ほど聞いてくれました。
 それで、すっきりして眠れました。

 10年ほど前、この病院に入院した時、入院費を
 どちらの家で払うのかで責任のなすりつけ合い
 になり、結局 父が払ってくれましたが・・・
 私は生きる意味を失ったことがありました。

 8月下旬。娘から、
 ”お母さんは、生きること自体がつらそうだね”
 と言われました。
 娘には人の心を読む力があります。

 父に娘の問題を相談したら、意外な答えが返って
 きました。

 ”学校に行きたくなければ、無理に行かなくてもいい。
  学力は取り戻せるよ。
  やっぱり、命が大事。
  子どもを守るのは、親しかいない・・・” 」



お久しぶり! 交流会
2015/08/31
 29日(土)の夕方から20時過ぎまで避難・移住者の交流会を行い、久しぶりに顔を合わせ、にぎやかで楽しい時間を過ごしました。

 こども・大人合わせて36名の参加でした。新しく増えた家族(赤ちゃん)も同伴で、とてもうれしく思いました。
交流会は、私ども(上田ともいき処)が参加する「上田市東日本大震災避難者支援実行委員会」主催・共催によるイベントで、中村実行委員長と上田市危機管理防災課の担当者もかけつけていただきました。

 大人はコーヒーを飲みながらの積もるおしゃべり、こどもはシャボン玉遊びやDVD鑑賞、そして広い駐車場での花火大会… 線香花火もよかったねぇ!  大いに楽しんだ交流会でした。

祖母の一言、無理すれば壊れる。
2015/08/27
〇 祖母から”定時制の勉強とバイトに集中しなさい。
  それ以上やるとお前の体が壊れる” と言われた
  20才男性から電話あり。この頃、小発作が・・・〇

「亡き父の新盆も、親族の協力でなんとか終わりました。
 親族からは、
 ”相当疲れてる。休め。” ”今はお前が いないとこの
 家は回っていかないな” と言われました。

 お盆明けに、担当の精神科医を受診し・・・

 ”5年前(小児科)は、抑うつ状態(うつ病)だったけど、
 その後 頻回に過換気発作(不安神経症)に変わった。
 今は自分でできることはできるようになって、症状と
 しては緩和 (この4月に119搬送あり)してきて、
 完治に向かっています。”  と言われました。

 夏休みが終わり学校が始まり、HRが席かえのことで
 大もめになりました。
 聞いていて、身体がおかしくなり、イライラ感が募り、
 帰宅してから、久しぶりに小発作が起きました。

 翌日の続きのHRで、珍しく発言しました。

 ”席かえの問題ではなくて、静かな授業環境をつくる
 ことが問題なんです。 ルーム長は担任の先生と
 相談して、話をまとめてほしい。”

 聞いていた人たちは、ぼくが ”豹変した” と感じた
 ようです。
 その夜は小発作はありませんでした。

 ところが、それから5日間の中で2回の小発作があり、
 119したら、納まってきたのでお断りしました。
 すると119の方が、 ”〇〇君、自分で大丈夫は禁物
 ですよ” と言いました。 (同感)

 ぼくは周りで起こったことを、フルオープンで体内に
 受け容れて、自分で解決?しようとします。
 フイルターがほとんどない感じです。 」

『フイルターを掛けるには、自分の限界を知り、外に吐き
 出すといいと思う・・・。
 私の場合は、一晩寝ると大半は忘れてしまいますね。

 祖母が言った一言は、的確にあなとを見ている言葉だ
 と思います。
 小発作3回は、内科も受診した方がいいかと思う。

 ”完治する” ということは、今度会う時の宿題に・・・。』

「昨日、担任の先生との個別面談があり、こんなことを
 言われました。
 席かえの問題ではなく静かな環境の問題だと言われ、
 考え直したよ。
 一人一人の生徒の内面と向かい合って、問題を解決
 していこうと思う。
 管理的な発想では、逆効果だと思う・・・。

 少し明かりが見えてきた気がします。 」




キーパーソン役は身近なおば
2015/08/26
〇 4年ぶりのオーバードラッグで 119搬送され
  入院した40代男性が退院し1週間ぶりに来室。
  二人で静かに、振り返りをしました。      〇

 「今回は迷惑をかけてすみませんでした。 
 病院に駆けつけてくれたおばからは、これからは
 こころを入れ替えて自信を持っていけ、
  と言われました。
 バイト先の上司にはまだ復帰の電話をしてません。」

 『 私には迷惑はかかっていません。
 真っ先に謝るのは、自分自身に対してでは・・・。
 自殺未遂をして、胃洗浄をして、肺炎をおこし、
 自分の身体を痛めつけました。

 ODをする直前に親族に送信したCメールには、
 ”私が死んでも誰も困る人はいません” 
  と書かれていました。

 本当にそうでしょうか?
 身近な方々に確認しましたか?
 キーパーソン役のおばさんは、長い入院から
 退院したばかりです。
 心配かけてしまったのではないでしょうか?

 バイト先には親族が、119搬送されたと連絡した
  と聞きました。。
 心配していると思うから、すぐ電話してください。 』

 入院した翌日、おばさん宅に集まって今後の本人
 とのかかわり方を、話し合いました。

 自分の限界が自分でわからないみたいなので、
 こちらからはっきり言うようにしましょう。
 自分と相手との間に境界線がないみたいだから、
 こちらから境界線を引くようにしましょう。
 そして、本人を追い詰める言葉に気を付けようと
 再確認しました。

 その2週間後、担当の精神科医の診察報告に、
 来室。

 この3週間ほどの経過報告と反省点を書いたメモを
 手渡したそうです。 
 ”大事なことは、死ぬ準備をするまではいいけど、
 実行してはならない” 
  と書いたそうです。

 30分間の診察の初めには、
 ”本当はもう会いたくなかったけど”
  と切り出され、最後には
 ”大切にね” 
  と肩をポンポンを叩かれたそうです。

 ドクターがクライアントを受け止める枠の大きさを
 感じたそうです。 (笑)

 10日前からはバイトに復帰。
 上司からの一言、 ”無理しないでね”。





自分の軸を持つ
2015/08/22
〇 8月上旬、1年ぶりに面談する予定を、不安定
  になったと断ってきた60才代・女性から、 母の
  介護で学んだことがメールで送られてきました〇

「 私の金属アレルギーを発見してくれた若い歯科医
さんは、治療するのに、歯科医と患者さんの感じ方が
違うので、その時は患者を優先するのだそうです。
すごい医者です!

このごろ、母が入所している施設のスタッフとの対応や
親族との会話の中で、学んだことがあります。

人はそれぞれ、受け入れられることと受け入れられない
ことがあるのに、私ときたら すべてをを受け入れてきた
ように思います。

たとえば、老後を生きる母にとって、何が一番いいこと
なのかを考えられるようになって、ようやく自分中心では
なくて、一歩ひいて考えられるようになりました。

問題が起きて相手を責めてしまうと、自分を責める結果に
なっていたと思います。
人のいいところ、よくないところ、それを見極めて人間関係
をつくっていきたいと思います。

それには、自分の軸を持つことです。

実際に実行するとなると・・・ですが、支えてくれる人たちが
いてくれてできてきた・・・。 感謝です。」


〇 約束通り、40才代女性が作った歌をナマで聴かせて
  いただきました。 リウマチ系の病気になり、働けなく
  なって生活保護を受給し始めた母子家庭の方。 〇


 曲名は、”Shed (脱皮)”。 15年前に作った曲です。
ギターの伴奏は音楽仲間の60代・男性。

歌詞の一部を紹介します。

♪ Hey ねえ早く こころに被った皮をはいでよ
    Hey  早くして 苦しくて息ができない

♪ 透けて見えてる 次の自分 その世界へ踏み出そう
 深い感情の中で 暗い感情の中で 見えてきたのは核の心
 透けて見えてる次の自分 殻を脱いで羽化しよう
 お互いの体 満たしあったなら

聴き終わって、思わず言ってしまいました。
” 困難なところへ迷い込んできた感じです!”
音楽仲間の方も、同感。
本人は、”自分ではそう思っていなくて・・・”

歌を聴いて、チーム支援が始まるのかなと感じました。

 3週間後、診察を終えてまた3人で話しました。
本人が、自分のことを涙を交えながら話してくれました。

「中学の時、先生が授業で、”家族は一つの家に住んで
いるけど、別々の人間。違うものだよ” と。
私だけ、同感できた! みんなはそんなことないよ、と
反発しました!

親からの精神的なダメージを受けてきました。
小学生の時から、わが家では ”私が長女で、母が次女
です” と言ってました。
祖母の家に行くことが多くて、隣りで寝てくれましたね (涙)

この頃になって、30年前のダメージのシーンが、フラッシュ
バックしてきました。

そんなせいか私の周りには、親から幼児期に虐待を受けた
人やDVに苦しんだ人や恋愛依存症の人が集うようになって
います。 
そして、いい精神科医とも出会いました。
自分でも少しずつ昇華してきているので、そんな人の話を
聴(訊)いています。」






にぎわった保養滞在
2015/08/18

 7月下旬からスタートした今夏の保養滞在…
いよいよ明日が最終日になります。24日間の利用で、10世帯の皆さんが2か所の拠点で暑い夏を過ごされました。実人数が30名で、述べ人数は208人になりました。

 子どもたちは、近隣の森などに行ってかぶと虫やクワガタを捕ったり、菅平高原の涼風を感じたり、上田市の花火大会に招待されて観覧したり、バーベキューをしたりと、多くの楽しい思い出をつくられたと思います。

 9月の連休には、19日(土)~23日(水)にかけて、3か所の拠点で福島や関東地域の4世帯(15名)の皆さんが保養滞在されます。


9月の保養滞在希望は受け付け終了です。
2015/08/11

 9月の連休中の保養滞在は、三か所の拠点すべてがうまりましたので、受け付けを終了します。
10月以降及び冬休み中の保養滞在希望はお盆明けの8月17日から受け付けを行いますので、よろしかったらどうぞ!

 この夏休みの保養滞在は8月下旬まで予定されていて、猛暑のなか、私(ムシャ)の運転で菅平高原に行ってきました。吹く風が気持ちよかったですよ!


保養滞在にぎわい!
2015/08/04
上田ともいき処代表のムシャです。

 7月27日からスタートした今夏の保養滞在…
現在、2か所の拠点で6家族、15名の皆さんが上田の夏(猛暑ですが)を過ごされています。
このうち、1家族は大震災後に避難し、現在は福島に戻って生活されている方で、長期休みには毎回保養滞在に来られています。同じく避難されてきた方が夢のマイホームを建てられ、今日はそのお宅にお泊りです。8月5日の「信州上田大花火大会」に参加された後に福島へ帰る予定とか。

 9月19日(土)~23日(水)の連休は、すでに3家族・8名の方(福島県と茨城県)が保養滞在の予約をされまています。この間、あと1か所の拠点(1家族用)が空いていますので、よろしかったらどうぞ!


 


平成27年7月分の活動日記はこちらです。
 


平成27年9月分の活動日記はこちらです。